乳がんの手術を決めたあの日から
早いものでちょうど2年が経ちました。
あの日はお天気も良く
かかっていた病院近くのとあるお店で
ある方と出会っていました。
その方はコーヒーを飲むのに
セルフサービスになっていた
お砂糖とミルクを探しておられました。
「こちらがお砂糖で、こちらがミルクですよ」
お教えすると「ありがとう。助かったわ。」
と、笑顔でお砂糖とミルクを手にされました。
その後、そのまま何となくおしゃべりが始まり
そのまま身の上話になったのですが
実は主治医の幼い頃を知る方で
お子様と同級生だったそうです。
「まあ、立派になったのね」
と、目を細めて話されたその方の笑顔を信じて
「先生に手術してもらおう」
そう改めて思ったのでした。
その日はいつにも増して待ち時間が長く
午後4時の予約は
結局午後8時を回っていました。
この日、一応別居中の夫に来てもらったけど
殆んど会話もしなかったのと
そもそも心臓が悪く、待っている間に
相当具合が悪くなった様子だったこともあり
私の方から主治医に「手術でお願いします」と伝え、
いつ入院になるのか等をどんどん決めていきました。
夫的には「来なくても良かったのでは?」
と思ったかもしれません。
また、ガンは切らない派なのも知っていたから
「切るの?」
と思ったかもしれません。
すべて、思ったかもしれないという
私の考えです。
実際は聞いてないからわかりませんし
聞いたところで答えなかったかもしれません。
今はリンパマッサージの勉強をしたことで
実は切らなくても良かったのではないかと
思うことがあります。
でもそれは切ったから言える事で
実際に切らなかったら切らなかった事で
リンパマッサージに行き着かなかったと思います。
なぜなら、手術後のハーセプチンで点滴をしていた時に
体温の大切さやリンパマッサージのことを知ったからです。
出会いって不思議ですね。
いろいろなタイミングが複雑に絡んでくる。
もしもはいつも隣にいるんだと乳がんに教わりました。
次のもしもに備えて
自分にパソコンや簿記のスキルを付ける事は
大切ですね。
更に在宅で仕事が出来るようになれれば
更なるもしもに備えられますね。
今年の私の課題は伝え方です。
セミナーやお茶会で
わかりやすく様々な事を伝えられるようになるのが
目標です!