今日は3ヶ月検診の日でした。
最初に前回の血液検査の結果を見せられました。
腫瘍マーカーもその他の機能も問題なし!
コレステロールがちょっと高いくらいでした。
前回は初めてリンパ球の割合を測ってもらいました。
好中球が少なめ、顆粒球が多め
阿保理論から判断すると
少し、ゆとりが必要って事ですね。
逆に好中球が多ければ
もう少し緊張を与える運動をするとか
判断基準があるって良いですね。
今の状態より少しゆとりを持って
食事はこのままで
リラックスタイムを増やす事にします。
また、前回せっかく影が消えたと言われていたので
画像が欲しいと伝えたら
その画像についてあれこれ説明があり
どうやら、私の影は左のリンパ節にあり
これが大きくなったら転移、または再発ということになったらしい。
ハーセプチンで1年後は大きさ変わらず
リンパセルフケアマッサージで1年後
リンパ節にあった影が消えた・・・ということです。
乳がんは他のガンと違って
リンパが深く関係しています。
リンパの濁り、淀み、詰まりが乳がんの元だと
ハッキリと腑に落ちました。
日本リンパ美容学院のリンパマッサージは
そのダイエット効果が大変素晴らしいのですが
そもそも乳がんの患者だった代表のお母様の肥満を治すのが目的でした。
乳がんに最も悪いとされるのは肥満です。
これが乳がんのがん細胞の餌となるからです。
ハーセプチン(分子標的薬)はがんだけを叩くってわけではありません。
がんに狙いを定めて、手錠をかけるんです。
餌であるエストロゲンを摂取できにくくするためです。
そして、抗ホルモン剤でエストロゲンの生成を止めます。
餌がなくなったがんは小さくなります。
じゃあ、閉経後ならエストロゲンの生成は無いから大丈夫って話ですよね。
でも、乳がんの多くが閉経後、50歳を境に急に増えます。
がん細胞は男性ホルモン(テストステロン)からでも
脂肪を使ってエストロゲンに変化させることができ、
それを餌にして増殖するのです。
だから、「閉経後に肥満」は乳がんの格好の餌食ってことになります。
薬は何のために使用し、何のために飲むのかを
きちんと理解してから取り入れないと
勝手に止めたり、続けたりして良い物ではありません。
私は左胸全摘して抗がん剤も放射線治療もしていません。
だけど全摘出したおかげで
術前は陰性だったHER2が陽性とわかりました。
HER2が陽性となったことでハーセプチンの治療を受けられました。
ハーセプチンの標準治療が抗がん剤とセットだったので
ここは医師と話し合いました。
3年前、既にアメリカではハーセプチン単体使用がメインでした。
今年改定された新しいガイドラインではハーセプチン単体が推奨されてます。
抗がん剤と一緒に使用しても効果は変わらないとわかり
単体使用が標準治療になっているのです。
この段階でもいろいろ考えるのです。
なぜ、単体使用が可能になったのか
なぜ、単体使用ではなく抗がん剤がセットだったのか
医療費面から考えてみても
ハーセプチン単体の方が負担が軽くてすみます。
健康保険で治療を受けるのが普通ですが
このまま、がん治療を受ける人が増え続ければ
いつかは破綻します。
これからは、自分の治療も健康も
自分で管理する時代になるのです。
リンパセルフケアマッサージはこれから必要になる施術なのです。