今日は渋谷で高野先生の講演会に行ってきました。
イデアフォーの企画です。
どうも10年前にも開催されたそうなのですが
逆に10年ぶりの開催を直に聞けたことは
まったくもってラッキーだったと言うしかありません。
この日は13時半~の開演で16時半までの予定だったのですが
内容が濃すぎて先生も説明に熱中して
すっかり時間オーバーでした。
講演時間も5分延長されましたが
休憩時間も一部削り、Q&Aコーナーも削っての解説となりました。
最初は高野先生の自己紹介。
それから10年前のスライドを参考に
10年前と今の比較・・・
すると大きいところではあまり変わっていないことがわかりました。
ただ、治療法だったり、使える薬だったり
治験による承認待ち案件が3件あるなど
いわゆる「トリネガタイプ」の方の朗報もありました。
現在、高野先生は虎の門病院で臨床腫瘍内科の部長をされており
臨床腫瘍内科では文字通りの日本一ではないかと思うのですが
先生はあまりご自分からそれを出され無い方なんですね。
医療に携わる医師も様々いらっしゃると思うのですが
先生は義を持って医療にあたっていらっしゃると感じます。
それは目指す自分の医療がまだまだ日本では認められず
「どうして助けられる患者を助けてはいけないのか?」
という自問と葛藤に苦しまれてきたのだということが
その経歴から確認できます。
今でも難問を持ち込まれることが多いようで
その葛藤は現在も続いているようなのですが
それを差し引いても患者の希望をしっかり受け止めようと
取り組んでいらっしゃることはよく理解できます。
内容はイデアフォーを探していただければ掲載されると思うので
そちらを参照してください。
Q&Aで出た質問をひとつだけ取り上げたいと思います。
「ハーセプチンは抗がん剤との併用と言われていますが
単独でも使用できますか?
その際に保険の適用はありますか?」
転移の有無や乳がんのタイプによっては
使用方法に差異があるとは思うのですが
私はステージ1のトリプルポジティブですが
ハーセプチン単体で抗ホルモン剤を飲用しています。
保険適用です。
同じ選択で悩んでいらっしゃる方がいたら
「大丈夫です!」
と、お伝えしたいです。
保険についての知識も多少ありますので
ご不安な方はメッセージください。
公開しないでお答えすることも出来ます!
その時はLINEで・・・