昨日に引き続き胸のお話です。
乳房再建はしたいけど
予算的にも体力的にもハードルが高いなぁ・・・
と、お考えの方に朗報です!
人工乳房をご存知でしょうか?
これは皮膚の外に貼り付けるタイプです。
身体を切ることなく、乳房を取り付けることが可能なんです。
手術前は乳房再建を考えた事もあったのですが、色々調べて先送りした経緯があります。
子供の頃、小児ぜんそくで殆ど幼稚園に行けず、運動も止められていました。
ところが、水泳を始めた事でぜんそくは良くなりました。
その後、現在に至りますが、アレルギー体質という点では相変わらず酷いものです。
点滴注射の際の消毒はアルコールフリーですし、
手術の際に使用する尿道カテーテルもラテックスアレルギーとわかり、ラテックス以外の管を使用しました。
子供の頃から生パイナップルを食べるとアレルギー反応が起きる為、給食で出た時は友人に譲っていました。(友人は大喜びでしたが…)
乳房切除の手術前の問診でその事を伝えると
「それはラテックスアレルギーの可能性がありますね。尿道カテーテルはラテックス以外を使用しますから、安心して下さい。」
と、対応して下さり、実際、とても快適だったのです。
ラテックスアレルギーとなると心配なのは再建手術の際に胸に入れる素材だったりします。
余り例は無いそうですが、稀にアレルギー反応を起こす場合があるそうです。
そうなると自分の体中の一部を移動させる事が一番安全ということになるのですが、
乳房以外にもメスを入れるとなると入院は長引くし、万一、組織が不着に終わったら手術そのものがムダになります。
色々考えた結果、主治医の
「後からでも出来るよ」
という言葉が響き、
「同時再建は止める」結論に至ったわけです。
その頃に沢山調べたけど、この情報は入って来なかったです。
ある意味、特殊メイクの延長ですよね。
腕に目を付けたり、モンスターに変身するのと一緒なイメージです。
最近の特殊メイク技術の進歩はスゴイ!
この施術は、部分切除にも使用可能です。
金額もそこそこしますが、再建手術よりは安価です。
また、失敗しても作り直せば良いですから安心してチャレンジ出来ます!
初めて乳がんと言われた時は、12人に一人と言われていたのに、今では4人に一人とかなりな勢いで増え続けています。
これだけ増えると乳がん対策ビジネスも増えてくる訳ですから、選べる乳がん治療に繋がります。
乳がんに悲観的にならずに向き合う方も増えています。
アイデンティティの一つとして乳がんを受け止め、サバイバーが楽しい生活を続けていけるように情報発信して行きたいです。
♪付け乳房、ちぶさ、ち・ぶ・さ~
は、こちら↓
サンプルを取り寄せてお試しするのもOKですし、何より安心のメイドイン日本です。
これで日本人に合った乳房にならない訳が無いですね!
中が空洞になっているようなのでワンサイズ大きい乳房を左右対称に作って
「自分史上最高の胸」で生活するのも楽しいかも知れません。
ここまでくると特殊メイクと言うより、ヌーブラ感覚ですねw