今日は先月の血液検査と尿検査の結果を聞きに行きました。
ハーセプチンが終了して半年。
先月はいつもの血液検査に加えて
尿検査も行い、乳がん以外のチェックという形になりました。
既に副作用と呼ばれるものは起こらない時期に入り
体調も戻りつつあった10月、11月になって
かなり不摂生をしました。
その為、検査結果については心配しましたが
「ひとつも異常なし!」
の先生の言葉にホッと胸を撫で下ろしました。
この診察の少し前に
あるブログを見ていました。
入院中、先生が薦めてくださった
先生ご自身がご出演されていた
あるプロデューサーの方のブログです。
彼女は乳がんが見つかり
今までは取材する側であったのが
取材される立場となり
治療の様子の一部始終をカメラに収めました。
そしてその作品が貴重なのは
抗がん剤、放射線を使用して乳がんを小さくしてから
部分切除による手術を行ったことです。
先生の部分切除は素晴らしく
実際、ガンがかなり小さくなったこともあり
傷が無ければ、切除した場所がわからないほどでした。
また、その切除ラインが素晴らしくて
乳房の外側を丸く胸の形に沿って
なぞるように切られていたのです。
その最近のブログでは
先生と一緒ににっこり笑う彼女の写真がありました。
そして10年経って抗ホルモン療法も終了し
通院を卒業されることが書かれていました。
また、例の胸の傷はすっかり消えているので
言われなければ乳がんの手術をしたとは
わからないほどの完璧な状態だそうです。
彼女自身、今まで筋トレをしたり
食事に気をつけたり、仕事の仕方を変えたりして
身体に気を使って来られたのだろうことは
すごくわかります。
更新していなかったブログについても
おおかた、ご両親の介護に当てられていて
また、何も書くことが無いほど
健康だったからのことだと推測されすんです。
先生に「ブログ拝見したら、先生と一緒のお写真が載ってました」
とお伝えすると少し照れた様子で
「あー、やっぱり載せてたんだ。
僕はブログをやっていないから、あまり、見る機会が無くてね」
と、おっしゃってましたが嬉しそうでした。
私も先生と一緒に笑って写真が取れるように
体調管理は怠らないようにしようと
改めて思いました。
そして
全部摘出だけど
内側の胸の膨らみは残っているので
改めて先生が乳がんの患者さんひとりひとりに
それぞれにあった治療と術式を
コーディネイトされているのだな・・・と感じ入りました。
でも先生のような医者が沢山いるわけではないので
少しでも乳がん予防が出来るように
リンパと食事と体温の大切さを伝えていきたいと思います。
最後に年末のご挨拶と新年に向けての辞令を告げて
診察室を後にしました。
先生、お世話になりました。
来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。