子供の頃、小児喘息だったのでかけっこはいつもビリでした。
その上、早生まれだったので身体能力は常に先に生まれた子たちに叶いませんでした。
その為、母は「巣鴨に良い漢方薬がある」と聞けば買いに行き、水泳が良いと聞けばスイミングスクールに入れてくれました。
この頃「なぜ、漢方薬を飲むのか?」「なぜ、スイミングスクールに通うのか?」よく理解出来ていませんでした。
『親の言うことを聞く』
これしか選択はありませんし、親は
「子供が元気になるように…」
と、考えてくれますから、聞いていれば良かったわけです。
何も考えなくても親の言うとおりにしていれば良かったし、そういう事が身に付いています。
しかし、今は違います。
医者の言うことは、そのまま聞くだけではなく
納得して治療が受けられるようにする為には
自分で目標を立てる必要があります。
その目標は、自分の人生がかかっています。
その希望を叶えてくれる医師と出会う必要があります。
「長生きしたい」
のか
「女性らしく生きたい」
のか
目標によって手技が変わってくるからです。
私の場合は
「早く退院出来る方法」
を選択しました。
がん保険に入っていなかったので
働かないと生活費はおろか、治療費が払えなくなってしまいます。
でも、何とかなりました。
長くなったので、続きは次回に…