私の乳がんタイプですが、

手術前は『ルミナルA』でした。

ホルモン受容体は陽性、HER2は陰性というもの。

その為、手術後はホルモン療法のみ行うことになっていました。

ただ、ホルモン療法をするにあたっては、ひとつだけ気になる点がありました。

 

エストロゲン受容体(ER)は8点。(/8点中)

プロゲステロン受容体(PgR)が0点。(/8点中)

という極めて珍しい結果だったのです。

 

片方が満点で片方が0点です。

これだと状況によっては

ホルモン療法が出来なかった可能性があります。

 

しかし手術後の検査で

この0点だったPgRは4点になっていました。

これは喜ばしいことでした。

ホルモン療法のみで治療出来る可能性が高くなったからです。

 

ところが

陰性だったHER2の陽性だったことが判明しました。

このため、私の乳がんタイプは『ルミナルB』へと変わりました。

 

HER2は陽性だと転移する危険があると言われています。

ただ、私の場合、リンパ節の転移はありませんでした。

 

右側に発生または転移、更には再発をさせない為に予後療法の検討をする必要があるわけです。

 

そこで、先にハーセプチンを点滴して副作用を確認してからフェマーラを飲用することになりました。

 

ハーセプチンの選択時に主治医とを顔を見合わせたのが

「ハーセプチン+抗がん剤」という治療法のことでした。

 

今あるデータは「ヘラ」と呼ばれる治験結果で

「ハーセプチンを使うことで予後の再発リスクが格段に良くなった」

というものです。

この際に比較されたのは

「ハーセプチン+抗がん剤」だったので

「ハーセプチンを使用する際は、抗がん剤を使用する」

ということが標準治療の元になっています。

 

ただし、私の場合、ホルモン受容体も陽性だったし、リンパ節転移もありませんでした。

進行度を見るki67も8です。(手術前は3でした)

 

だから、私のハーセプチン療法には抗がん剤は使用されません。

2年後の転移ナシ!を目指して今やることは

1年間のハーゼプチン点滴とフェマーラの飲用です。

 

もっともフェマーラは2年後に転移が無くても

5年位は飲むことになりますけどね・・・

投稿者 よし子

コメントを残す