先日 車の事をチラッと書いたら

断然これが気になりました。

ちょうど、F1日本グランプリ戦が終わった所です。

来年は直に応援したいと思います。

実は、余りにF1が好き過ぎて、最初に飼った猫にもセナと名付けていた程です。

 

捨て猫を拾ったのがきっかけですが、拾った時は大変でした。

猫鼻気管炎で鼻がカピカピになっていましたし、目やにで目が塞がっていました。

猫エイズも持っていたようですし「病気のデパートみたいだね」と言われた位でした。

それでも食欲旺盛で生命力に溢れていました。

「これじゃ3カ月持たないよ。」

と連れて行った獣医に言われましたが

「絶対に治す!」

と毎日食餌に薬、目薬を続けて3カ月が経ちますとその後10年は元気に過ごしました。

車に乗せて、一緒に旅行にも行きました。

 

ところが今度はあろうことか乳がんになってしまったのです。

 

最初に連れて行った病院では

「もう助からない」

と、治療を拒まれました。

次の病院では

「すぐに手術をしましょう。

ただし、保健がきかないから30万円かかります」

と言われました。

それでも納得出来なくて、次の病院に行きました。

 

実は引っ越しをしたので、遠くなってしまったのですが、拾った時にあんなに酷かった病気のデパートのような子猫を助けてくれた先生のところに行ったのです。

「手術はしないよ。この猫(こ)にそんな体力なんかないのはわかっているから…」

先生は、この猫の事をとてもよく覚えていてくれてました。

そして先生にこう言われました。

「ガンには薬を付けよう。この薬は本来は牛に使う薬なんだよ。毎日包帯を取り替えてあげて、その時に薬を付けてね。あと、曝しで作る特製包帯の作り方を教えてあげるから、沢山作って毎日取り替えてね。」

その頃、ちょうど子供用オムツの曝しが沢山残っていました。

「次に転移したら助からないからね。」

と、言われましたが1回目の転移は3カ月後にありましたが元気でした。

遠かったけれど先生の所には薬を買いに行きました。

その度にとてもビックリされました。

「次は無理かな?」

そうやって転移は2回、3回とおきたのですが元気にしていました。

 

結局、発病してから1年2カ月後に天国に召されました。

 

人間で言えば、5年程生きた事になります。

でも合計年齢は12歳位ですから、猫としてはかなり長生きした方だと思います。

 

遠くても信頼出来る先生に診てもらえて良かったと思っています。

 

この時の経験が自分にも活かされているのでは?と考えることがあるのです。

 

車の話から猫の話になって乳がんにつながるという不思議なお話でした。

投稿者 よし子

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