2年前までは1日でフルボトル1本を空けるほど赤ワインを飲んでいました。
品種はカベルネ・ソーヴィニヨン。
産地は南アフリカのもので1000円台で美味しいワインが手に入ります。
色々赤ワインも飲んでみて、行き着いたのが上記のセレクトです。
赤ワイン以外にも日本酒の地酒も好きですし、
実家も皆お酒に強い家系なのか親戚が集まると必ず飲んでました。
そんな飲んべえの家系に産まれて飲まない日が無いほど・・・
お酒をあれこれ楽しむのが1日の終わりの楽しみでもありました。
「酒は飲んでものまれない」
と、いうのがモットーでした。
そんな飲んべえが目標を立ててそれを達成させるために
一番好きなものを絶つということで
始めたのは断酒でした。
2014年12月21日・・・
家の中から飲料用アルコールをすべて排除して断酒を始めました。
乳がんがわかる1年前のことです。
「タバコ・アルコールは禁止ね。」
と、言われた時も
子供の頃から小児喘息もあったのでもともと喫煙の習慣はありませんでした。
アルコールについても1年間の願掛け断酒のお陰で
飲まなくても問題無い状態になっていました。
ただ「そろそろ皆と乾杯したいなぁ・・・」と思うようになっていました。
「きっとその甘さに神様がハッパをかけてきたのだな。」
と、思った位でした。
料理用のアルコール、味醂、これは身体に良さそうと思われるお酢ですら
原料がアルコールと知り、全て廃棄していました。
アルコールを使わない料理の作り方は、調べていくとベジタリアンに行きつきます。
幸い近くにベジタリアン向けのレストランがあったので
参考にさせてもらいました。
タイ料理も参考にしたひとつです。
ナンプラーとレモン汁、生唐辛子に味の素を少々入れて作る
『プリックナンプラー』が重宝しました。
乳がんの最終検査の結果が揃う1ヶ月前、様々な情報を集めて実践していました。
「もし、ガンが小さくなったり、消えてくれれば手術しなくて済むかな?」
と、本気で真剣に考えていたのです。
検査結果だけを見ると最初に見つかった時は14mm位。
その後、紹介後のエコー検査では13mm位。
最終検査の時は11mm位って言われてました。
「もしかして、効いてる?」
このままやっていればがんなんて消えちゃうかもしれないから
「手術は様子を見ましょうか?」
って言われるのをイメージしてました。
でも、そうはならずに手術になりました。
しかも実際に開けてみるとがんの大きさは21mm。
ハーツーも陰性では無く、陽性。
進行も3%から8%に変わりました。
検査ってどこまで信用出来るのか不安になりました。
今では
「手術で全摘出しておいて良かった」
と、思っています。
今あるがんは全て取りきれているので、転移対策に集中出来ます。
「どんな結果を求めるのか?」
常に考える必要があるんですね。