乳がんの情報はFacebookでもLineでも目に付くものは何でも見てしまうのですが
今朝、見つけたFacebookの記事ですが
都立がん・感染症センターにおけるセミナーで発表された内容です。
「全摘を受ける乳がん患者が温存を上回った」
ということが紹介されていました。
「インプラントによる乳房再建が保険適用になったことで
リスクの高い温存より全摘を選ぶ方が増えた」
ということでした。
私が全摘手術の為に入院したときも
「レベル1だけど全摘」
「全適して同時再建」
を選んでいる方は多かったです。
全摘は治療の内容が温存するより
明らかに負担が少ないことが選ばれる理由だと思います。
私自身、全摘を選んだのは
「いかに早く職場に復帰するか?」
をメインに考えた結果です。
全摘の良い所は手術時間が短いことです。
そして放射線治療の無いところです。
温存すると必ず放射線治療、抗がん剤はセットです。
そのために再発リスクも転移リスクも高いわけです。
全摘後、同時再建で無くても
再建手術は受けられます。
再建手術そのものの内容が良くなっています。
インプラントによる再建は
自己再建を行う為に切り取った場所に感染症リスクがありません。
新しいインプラントは日本人女性の体型にも合わせやすく
左右のバランスに悩む事も少ないと言われています。
私の場合、HER2陽性だったので同時再建にしないで
ハーセプチンの点滴期間が終わった
1~2年位後で再建するのも良いと考えています。
乳がんのタイプはそれぞれなので
「必ずコレが良い」
とは言えません。
いかに自分のタイプに合った選択が出来るかが重要になってきます。
選択肢は増えました。
でも、一番に考えるのは自分の病状と気持ちとのすり合わせだと思います。